高齢者にとって日々の食事の準備は大変ですよね。
スーパーで買った重い荷物を持ち帰ったり、調理で長い時間キッチンに立ったり、自分だけのために料理をするのが辛くなってきているシニアは多いです。
そんな人は少しずつでも食事宅配サービスに頼ると楽になりますよ。
高齢者が食事宅配を利用するメリットとデメリット
メリット
- 食事の支度の負担がなくなる
- 栄養のある食事が簡単にとれる
- ごはんがおいしくて楽しい
高齢者が食事宅配を利用するメリットの一番は調理にかかる負担がなくなることです。
高齢者と一緒に住む家族の方にとっても、食事を別途用意しないで済むので負担が軽くなります。
デメリット
- 費用がかかる
- 注文するまでが難しいと感じる人もいる
一方でデメリットは主に費用面です。
1食あたりの料金が安い宅配弁当もあるので予算とご相談の上、利用してみてください。
高齢者の食事宅配の選び方ポイント
選び方ポイント①おかずが柔らかいこと
歯の悪かったり咀嚼力が弱ってきている高齢者にとって、固いものを食べるのは辛いですよね。
しっかりと煮たお野菜や、しっとり焼いたお魚など、柔らかいおかずが入っている食事宅配を選ぶと良いです。
選び方ポイント②献立がワンパターンじゃないこと
いつまでも食事はたのしくおいしく食べたいですよね。
自宅で作るとなると、どうしてもパターン化してしまって食事を楽しめない人が多いです。飽きてしまうんですね。
そんな悩みもメニュー・献立数の多い食事宅配サービスを選べば解消されます。
選び方ポイント③定期便で届けてくれること
食事宅配は必要なときに都度注文するタイプと、好きな頻度で定期宅配してくれるタイプがあります。
毎回注文するのはどうしても大変だったり、忘れてしまいがちです。定期宅配なら、お届けの頻度と量を指定しておけばあとは自動で届けてくれるので便利なのです。
定期便だと送料がお得になったりするサービスもあります。
同じ宅配弁当業者でも都度購入か定期購入かを選べます。
高齢者におすすめの食事宅配2選
コスパと品数なら食卓便がおすすめ
1食あたり5品入って560円。他の類似サービスよりも品数が多く、お安いのでコスパが良いです。
味にこだわるならわんまいるがおすすめ
おかず1品ずつパックされていて、湯煎または流水解凍して食べます。
高齢者の食事に悩む家族の方にも
同居の高齢者の食事作りの負担を軽減させたい家族の方
「同居しているとおじいちゃん・おばあちゃんにお弁当を食べさせるのはなんだか申し訳ない・・・」
と感じている人は多いです。確かに作れるのなら作ってあげたいです。
でも、食事作りの負担によるストレスで楽しいはずの家族の食卓が暗くなってしまったら意味がありません。
食事を宅配食に頼ることで同居している家族にも余裕が生まれて、おしゃべりしたり触れ合ったりする時間が増えると、おじいちゃん・おばあちゃんも嬉しいはずです。
遠方に住む高齢の両親に食事宅配を送りたい
「高齢の両親の食生活が心配だけど、遠方で直接援助ができない・・・」
という方も栄養バランスの良い宅配弁当を送ってあげることで食事の援助はできます。
わたしの母方の祖父は数年前に亡くなるまで一人暮らしでした。
身の回りのことは全て自分でできていたので、母たち兄弟は食事のことは祖父自身に任せていました。今になって母がよく「あのとき食事だけでも宅配で頼んであげればよかったな。多分栄養失調ぎみだったと思う・・」と言っています。一見元気そうに見えても、実は日常生活の負担が大きくなっていることもあります。家族や子どもたちに頼りたくても、迷惑なんじゃないかと思って頼れない高齢者もいます。
ご高齢の家族をお持ちの方は、食事の面だけでも気にかけてあげるだけでご本人の負担は大きく軽減されますよ。
咀嚼力が弱ってきた高齢者にはやわらか食・ムース食の宅配
咀嚼力、飲み込む力が弱くなってくると、固形の食べ物が食べづらくなります。
自分で作るとなると、食材に火を通してからミキサーにかける必要があります。これがまた大変なのです。
例えば肉じゃがのミキサー食を作るときは
- 野菜を甘辛味で煮る
- ミキサーで食べやすくきざむ
という工程が必要です。じゃがいもと玉ねぎと人参を一緒にミキサーにかけると見た目が悪く、食欲が湧かないような料理になるため、各野菜ごとにミキサーにかけます。いちいちミキサーの容器を洗うのも大変ですよね。
そこで活躍するのが、やわらか食・ムース食の宅配弁当サービス「やわらかダイニング」です。
やわらかダイニングは3種類のやわらかさが選べる
7食セットで税込4,689円(1食あたり710円)から利用できます。
高齢者がおいしく楽しめる食事を
食事はいつまでもおいしく楽しく食べたいという思いは老若男女・人類みな共通です。
食事宅配サービスを利用すればきっと、食事作りにストレスを感じることなく、食べること自体を楽しむことができますよ。